歯ならびは第一印象を決める重要なポイントのひとつですが、歯ならびが影響するのは見た目だけではありません。歯ならびが乱れてしまうと、全身の健康にもさまざまな問題を招いてしまう可能性があるのです。上下の歯が正しく咬み合わない状態を「不正咬合（ふせいこうごう）」といいますが、出っ歯、受け口、すきっ歯といった不正咬合を整えるための矯正治療は、お口の見た目をよくすることにも、機能性を高めることにもつながります。

相模原富士見の歯医者「ふるかわ歯科クリニック」では、乱れた歯ならびをキレイに整える矯正治療を行っています。口元の乱れにコンプレックスをおもちの方はもちろん、虫歯や歯周病になりやすい方にも歯列矯正は有効ですので、まずはお気軽にご相談ください。

健康のためにも歯ならびを整えましょう

乱れた歯ならびは、見た目以外にもさまざまな問題を招く恐れがあります。以下のような悪影響に心当たりがある方は、一度矯正歯科の受診をご検討ください。お子さまの歯ならびで気になるところがあるという保護者さまは、将来、お子さまが歯のトラブルで困らないように今のうちからしっかりサポートしてあげましょう。

トラブル1食べ物がうまく咬めない

咬み合わせが乱れていると、食べ物をしっかり咀嚼できません。丸飲みに近い状態では胃腸に過度な負担がかかってしまい、消化不良を起こす可能性が高まります。

トラブル2食事から栄養を十分に摂取できない

咀嚼する力が不十分だと、食べ物から栄養を効率的に吸収することもできなくなります。栄養が十分に吸収できないというのは、育ち盛りのお子さまやご年配の方にとって大きな問題です。

トラブル3ブラッシングがしづらい

歯ならびがデコボコしていると、歯みがきしにくい部分、汚れが残りやすい部分ができてしまいます。そういった場所を中心に、虫歯や歯周病を発症するリスクは高くなります。

トラブル4口臭が出やすくなる

みがき残しが多くなると、お口の中全体が不衛生になります。口腔内で細菌の働きが活発化することによって、口臭が強くなる恐れがあります。

トラブル5うまく発音できない

歯ならびがデコボコしていたり大きなすき間があったりすると、空気の漏れ方をコントロールしにくくなって正しい発音ができなくなる場合があります。

トラブル6見た目の悪さからコンプレックスを感じることがある

歯ならびの乱れはコンプレックスの原因になることがあります。それによって内向的な性格になったり、人前で話すことに抵抗を感じたりしてしまうケースも珍しくありません。

子どもの矯正と大人の矯正

矯正治療には、「子どもの矯正（小児矯正）」と「大人の矯正（成人矯正）」があり、特長も目的も異なります。

子どもの矯正（小児矯正）とは？

小児矯正では、身体が成長する力を利用して顎の正しい発育を促し、永久歯がきちんと並ぶスペースを確保します。歯ならびが乱れるおもな原因のひとつに「歯が十分に並ぶスペースがないこと」がありますが、顎の大きさを広げる治療や永久歯への生え替わりを観察しながらの歯列誘導ができることで、よりよい結果を得やすいのが小児矯正のメリットです。

大人の矯正（成人矯正）とは？

成長する力を正しく導いて歯が並ぶスペースを確保する小児矯正に対し、すでに生えそろった歯を動かすことで歯ならびを整えるのが成人矯正です。成長する力を利用することはできませんが、子どもよりも積極的に治療に臨め、口腔ケアがしっかりできるので治療計画を立てやすいという特長があります。「矯正は子どもが受けるもの」と思われている方も多いかもしれませんが、大人だから効果が得られないということはありません。

目立たない矯正装置が人気です

歯ならびに問題を抱えた状態で大人になった方には、歯ならびの見た目に関するコンプレックスを感じているという方も少なくないでしょう。しかしその一方で、「矯正をしていることを人に知られたくない」という方もいらっしゃいます。そういったお悩みをお持ちの方には、目立たない矯正装置による治療がおすすめです。

クリアブラケット

透明なプラスチック樹脂を使用した、マルチブラケット方式の矯正装置です。装置が透明なので金属製のメタルブラケットよりも目立たず、それでいてメタルブラケットと同様の効果が期待できます。ワイヤーの色を工夫すれば、さらに目立たなくすることも可能です。