当院には、虫歯の方はもちろんのこと歯周病でお悩みの方もたくさんいらっしゃいます。歯茎から血が出て、また体調などにより時々歯茎の腫れがあり、次第には歯がグラグラしてきてしまい抜歯を余儀なくされる方も少なくありません。高齢化社会を迎え寿命も延びると同時にいかに健康な歯でお食事ができるかというのが人生の課題でもあり、それをお支えするのが我々の使命でもあります。大切な事はまず病気や病態を正確に把握し分類していくことで、それには様々な研究があり、日々進歩を遂げているその研究成果を常に把握しておく必要があります。上の表は日本歯周病学会による分類システムの変遷を表したものです。こうして分類をすることで治療方針が立案しやすくなるのはもちろんのこと、治療によって改善していく歯周病の症状を段階別に評価することができるとい大きな利点があります。改めて自身の知識や技術を常にアップデートしていく必要性を感じているところです。