11月の15日日曜日に大阪歯科大学附属病院講堂で開催された、日本外傷歯学会に参加してきました。お怪我の患者様は突然いらっしゃいます。幼稚園の園庭で転んで怪我をしたと先生からすぐ電話をいただくこともありますし、交差点で車と衝突して顔面を強く打ち、まず救急車で病院に運ばれて医師の診察をし、脳や骨などに問題は無いことを確認した後数日経ってから欠けてしまった歯や、切れた歯茎や唇の修復を依頼されることもあります。怪我の状態も多岐に渡ります。我々専門医はどんな状況にあっても冷静に状況を判断し、適切な治療を迅速に行う責務があります。日曜日の朝早起きして日帰りで大阪まで行ってきたのですが、とても活気のある学会で、最新の治療方法等の紹介もあり大変勉強になりました。もちろんお怪我の患者様はいらっしゃらない方が良いに越した事はありませんが、万が一の時に備えて準備をしておく必要を感じる1日でした。