この写真は、我々神奈川県歯科医師会の歯科医師を代表して現在参議院議員として活躍しておられる島村大先生から送られてきたLINEの写メです。本当にびっくりしたのですが、医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士その他医療に携わる者含めて神奈川県内で現在優先接種として新型コロナウィルスのワクチンを1回でも摂取している方は誰もいないと言うことです。直接新型コロナウィルスワクチンに感染してらっしゃる方を治療してくださる方の、いわゆる先行接種はかなり進んでいるようです。しかしながら、我々のようなそれ以外で医療に従事している人間で優先接種として、現在ワクチンを接種できている人数がゼロと言う事は本当に衝撃でした。もちろん、日々昨年から常に感染対策を行い、細心の注意を払い診療を行っている姿勢は変わりませんが、やはり早く我々もワクチンを接種したいという気持ちは変わりありません。ネットで申し込んだのが2月だったので、まさかここまで遅れてしまっているとは思いませんでした。どうしたんだろう、どうしたんだろうと先生方の間でもいつも議論をしてたのですが、やはりかなり遅れてしまっているのが確かのようです。しかしながら4月の第3週からまもなく高齢者のワクチンは相模原市でも始まるようです。これはとても良いことだと思います。高齢者のワクチンの管轄は国で、我々医療従事者の優先接種の管轄が県のようで、日本特有の縦割り行政の弊害がここにもあるんだなぁって感じております。とは言え、昨日我々の元にも実際にワクチン接種の時に使う問診票が送られてきました。いよいよだなぁって感じましたのですが、ご予約はこちらからというクリックが結局できず心配になって神奈川県に問い合わせしたら、予約サイトはまだできていないとので、もうしばらくお待ち下さいとの事でした。とにかく1日も早く、スピード感を持って国民みんながワクチンを接種できるようになるといいなぁと心から願っております。